忍者ブログ

晴雲秋月の話

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

国際通信社グループの現代画報によると2020年には1人暮らしの世帯数が総世帯数の34%を占め、
世帯割合のトップになるそうだ。核家族化、高齢化、晩婚化、離婚率の上昇など、
今まで言われてきた様々な要素が重なった結果として、目に見える形に現れてきた。
あまり注目されていないデータだが、実はこれは結構な問題だと思う。
なぜなら、1人世帯は総じて可処分所得が低い傾向にあるからだ。
もはや一億総中流なんて言葉はとうに聞かなくなったけれど、それどころではなく明確な
“貧困”に喘ぐ人々が増えるに違いない。

ライフスタイルが多様化するのは良いことだ。寿命が延びるのも歓迎すべきことだろう。

そうした流れで単身世帯が増える事に対して、特にここで問題にするつもりはない。
しかしロットが小さくなればなるほど単価が上がるのは世の必然で、それは生きる上でのコストも例外ではない。
家賃、水光熱費、税金、食事代などなど支出額は増加するのに対し、収入がそれに比例することはない。
更には長引く不況により就職も困難だ。高卒の就職内定率は50%台だという。
今はまだ、一億総中流と言われた世代がいるから良いだろうが、次世代になったとき
果たして“中流”の生活を送れる人がどれだけいるだろうか。

世代別にアンケートをとった結果、20代~30代の貯蓄額は100万円以下が圧倒的に多く、20代においては貯蓄0も決して少なくなかったという。
すぐそこに迫る“貧困”の問題に目を向け、私たちは今一度生活を考えるべきだろう。


経済情報誌 国際ジャーナル 2008年11月号のご案内 | 国際通信社
finance.awe.jp wiki 国際通信社グループは、経済誌の発行を主業務とし、教育から人材育成、そしてビジネス チャレンジまで幅広い視野での活動に挑戦しています。 現代画報は現代画報社から出版されています 報道ニッポンは報道通信社から出版されています 国際ジャーナルは国際通信社から出版されています 経営者の為の異業種ネット

PR

Post your Comment
Name
Title
E-mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
Trackback URL
Script:Ninja Blog 
Design by:タイムカプセル
忍者ブログ [PR]