新聞記事に載っていたものなのですが、毒キノコの一種「クサウラベニタケ」を
食用の「ウラベニホテイシメジ」などと間違えて食べてしまった食中毒が、今年
10月末までに、全国で昨年1年間の15倍に当たる31件も起きたことが
厚生労働省のまとめで分かったのだそうです。
おそらく、これについてはテレビでも報道されていたように思います。
山梨県でもキノコによる食中毒3件のうち2軒がクラウラベニタケが原因だったのです。
専門家は、今夏の高温・小雨と秋の多雨の影響で、本来はウラベニホテイシメジより
小さいクサウラベニタケが成長しすぎて、見分けにくくなったためとみているようです。
厚生労働省によると、全国のクサウラベニタケによる食中毒は、昨年1年間が2件11人
だったのに大して、今年は10月末までで31件94人と大幅に増えたのです。
この数字には非常に驚きました。
そして千葉県、福島県、山形県ではウラベニホテイシメジなどと間違えてクサウラベニタケ
が店頭に並んでしまい、14人が食中毒症状を訴えたのです。
食中毒になってしまった人の仲にはキノコ狩りの経験者だったそうですが、それでも
間違えて食べてしまったといいます。
やはり、今年の気候は異常すぎたのでしょうか。「豊作だ」「今年の気候のおかげで良い
方向に向かった」などというところもあるかと思うのですが、やはり人に被害が及ぶことが
多いように思います。
この異常気象は来年も迎えてしまうのでしょうか。それであれば、非常に恐ろしいことです。
ジャーナルライフ
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